リゴの小冒険 その1

その日はとっても暑くて、すいかがたべたくなりそうな日だった。
けど、僕はすいかなんかよりもっと気にしていることがあった。
昨日友達のエアロとけんかをした。
――川でザリガニを釣っているときに、川がどこから流れて来るのかっていうことをエアロと話した。
エアロ「たぶん、高いところから流れてくるんだよ。だからこんなに速く流れるんだ。」
リゴ 「そうかな?じゃあなんで高いところから流れてくるとちゅうで水が無くならないの?水って地面にたらすとすぐに染み込んでなくなっちゃうでしょ。」
エアロ「知らないよ、でも高いところから流れてくるんだって先生が言ってたよ。それにほら、この川のさきに山が見えるだろ。」
リゴ 「山から先は?」
エアロ「山で終わり。」
リゴ 「嘘だ!見たことも無いくせに!」
エアロ「山で終わりなんだよ!」
それでしばらく言い争って、どうでもよくなって仲直りしたけど、僕はまだ気になっていた。

川ってどこから来るの?
見てみたくなった。

僕は肩掛けカバンにお菓子をたくさんつめて、エアロの家に向かった。
エアロ 「はーい…リゴ?何して遊ぶ?」
リゴ 「確かめに行こうよ。」
エアロ「何をさ?」
リゴ 「川がどこから来てるのか。」
エアロ「それは昨日どうでもいいってことで…」
リゴ 「冒険しようよ。」
エアロ「冒険…冒険……行こう!冒険の旅だぁー!」
僕らは、冒険という言葉と、川の流れに誘われて、歩き出した。

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