=海を愛した少年= 海に囲まれた南の島に暮らしている少年がいた。 少年はおじいちゃんと2人暮らしで、海の見える家に住んでいた。 少年は海を愛していた。毎日海に潜り、魚と戯れ、イルカに乗った。 しかし、ある日少年は衝撃の事実に気づく。 なんと、少年が毎日食べていたおじいちゃんの料理は、全部魚料理だったのだ。 少年はおじいちゃんが料理をしているところを見てしまったのだ。 少年はばらばらにさばかれた友達の姿を見て、吐き気をもよおした。 そして胃の中のものをすべて吐き出し、白目をむいて倒れてしまった。 数日後、少年は病院のベッドの上で目を覚ました。 少年はショックのあまり記憶喪失になっていた。 そして夕方になった。 少年のもとに食べ物が運ばれてきた。 魚料理だった。 少年は記憶を失っていて腹が減っていたので、何の迷いもなく魚料理を食べた。 その後も少年は魚料理をもりもりと食べ、元気になって退院した。 |
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