::ゾニック・ザ・ヘッジホッグ編::

今日も音速のハリネズミ、ゾニックは走る。(誤植じゃないぞ)
すると、見覚えのあるキツネが…

「よう、テイルス!」
「やあゾニック。」
「人生迷うときもあるもんだ。」
「え?何言ってるの?」
「息もするな!死ね!」

そう言い残すとゾニックはどこかへ行ってしまった。
「な、なんなの〜?」

ここはエンジェルアイランド、空に浮かぶ島。
ナックルズはいつもどおりマスターエメラルドを守っている。
と、そこへゾニックが走ってきた。
「…あいつ、何の用だ?」

「よう、ナックルズ!」
「ゾニック、何の用だ?」
「メシはよく噛んで食えよ。」
「あ?何言ってんだ?」
「雪は上から下に降るもんだ。」
「確かにそうだが…。」
「最高だぜ!」

そう言い残すとゾニックはどこかへ行ってしまった。
「…あぁ?」


::ゾイド編::

ここは砂漠。バン達は野営の準備をしている。
「アーバインのヤツ、どこ行ったんだ?」
バンはブツブツとつぶやきながら火を起こした。
すると、そこにアーバインのコマンドウルフが走ってきた。
そしてコクピットが開いた。

「おいバン!」
「何だよ?」
「じっとしてても太陽は昇ってくるんだ。」
「まだ昼だぜ?」
「毒が裏返った!」
「えぇ!?」
「帰れ!」

そう言うとアーバインはコクピットを閉じ、コマンドウルフは砂漠に消えていった。
「…フィーネよりも訳がわかんねぇぞ。」

一方、レイヴンはセイバータイガーから降りて故障箇所を調べようとしていた。
後ろからシャドーもついてくる。

「シャドー!」
「グオ?」
「2人の将来について語り明かそうぜ。」
「グオ?グオ??」
「ちょっとこれ持ってて。」
「グ、グオ。」
「う、産まれる!」

いきなりの陣痛にレイヴンは腹を抱えて倒れこんだ。
「グオ…。」

プロイツェンは疲れていた。度重なる戦闘が彼の精神を削っていったのだ。
するとそこにノックの音がした。
「誰だ?…入れ。」
入ってきたのはプロイツェン直属の兵士だった。

「たまには温泉でも入って暖まろうぜ!」

いきなりため口という暴挙にプロイツェンは驚いたが、疲れが溜まっていたので温泉もいいなと思い、許してやることにした。
「ふん、そうだな。ここのとこ戦闘が続いて骨を休める暇も無かった。早速支度をするとしよう。」

支度をしにに自室に向かったプロイツェンは、食堂を通り過ぎてふと足を止めた。
彼の目にとまったものは

たくあん。


プロイツェンは食堂に飛び込んだ!

「うわっ、たくあんうめっ!」

なんとプロイツェンは大のたくあん好きだったのだ!
プロイツェンは一心不乱にたくあんをむさぼり食った!しかも手づかみで!
同伴していた兵士は大慌てで止めにかかった。

「閣下、たくあん食いすぎですよ!」

それでもプロイツェンは食うのをやめなかった。
そしてついには兵士を突き飛ばした。

「FUCK YOU!」

もう誰もプロイツェンを止める事はできない…。
たくあんをむさぼり食うプロイツェンを…。



おわり


ちなみにどんな感じの遊びだったかというと、
起承転結を2人で考えるゲーム。

Aが『誰が誰に対して言うか(起)』と『適当な一言(転)』を考える。
Bが『何か長い名言のようなもの(承)』と『ずばっと一言(結)』を考える。

あとは順番に言い合うだけ。
A「『誰かの名前』(起)」
B「『何か長い名言のようなもの』(承)」
A「『適当な一言』(転)」
B「『ずばっと一言』(結)」

これで出来たものが面白ければストーリーをつけて遊ぶなど、暇つぶしにもってこい。(というか暇つぶしにしか使えない)

暇で仕方なくて、こんな事につきあってくれる友人がいたら試してみよう!

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